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小さな文字が見えにくくなってきた方へ

久しぶりに本棚を整理しました。
高校時代に熱中して集めた山本周五郎の小説、文庫だから処分しようか・・・、懐かしくて思わずパラパラとページをめくって見ると、・・・アリが行列を作っているよう、・・・判読できないほど小さな文字です。

 

書庫は暗いので廊下に出てみました。
少しは読めるか、でも、よくこんなの、読んでいたなあ。若かったのね。

 

小さな文字,見えにくい

 

でも、今でも文庫は好きでよく買って読みます。そんなに苦労はしないけれど・・・、ああ、思い出した。
少し前に新聞も本も文字のポイントが上がったのでした。

 

高齢化社会のニーズに合わせて・・・。小さな文字が見えにくくなってきた方が増えてきたからでしょう。
スーパーなどで陳列された洗剤や市販薬は裏の説明の文字が小さく、照明の弱い店内では高齢者には読みづらいのでしょう。
母がよく私に読んで欲しいと頼んでいました。

 

周囲を見ても、めがねを上げたり降ろしたり、掛け替えたり、植物学者のようにルーペを使ったり、小さな文字が見えにくくなってきた方を確かによく見かけます。
他人様を笑える立場ではありませんが、何か可笑しいような、物哀しいような・・・。

 

先日妹が久しぶりに訪れて世間話をしているとき「女優の○○さんね、プライベートでは老眼鏡使っているんだって・・・。」と感慨深そうに言いました。

 

確か同年齢なのです。この前まで高視聴率のトレンデイ恋愛ドラマで人気を博していたのに・・・。
他人事ではない。
みんな年をとるんだなあ。「でもね、老眼かなと思っても、めがね、すぐ作らなくてもいいよ。」とえんきんを使っていると話してくれました。

 

えっ、いつのまに・・・。遠景から近景へ、視線を移すとぼやけたり、焦点が合わなかったり、の対策をするサプリ、機能性表示食品えんきんですね。
知っています。妹より先に使っていて、いつかとっておきの話として教えてやろうと思っていたのに、先を越されたか・・・。

 

知らないふりして聞いてやりました。
「ちょっと暗いとき、小さな文字が見えにくくなってきたなあと思っても、体調で変わるし・・・。えんきんを飲んでいると、鮮明なんだよねアスタキサンチンやルテインなんかが入っているの。」
舌を噛まずに成分の名前を言います。ほお、勉強したんだね。

 

今ちょうどキャンペーン中でお試し価格が格安だなどと得意そうに教えてくれて帰って行きました。

 

たったこの前まで、文字が見えにくいなどという話題で妹と盛り上がるなど、思いも寄らなかった。妹も年だなあ。当たり前か。

 

空気と健康は無料だと思っていた若い時代が懐かしい。風邪ひいて寝込みたいと思っても、翌日にはすっかり全快して学校に行かなければならない、若い丈夫な身体など、当時は全然有り難くありませんでした。無料でもかけがえのない大切なものがあるのです。

 

でも、老いるのも悪くない。今は今で、いいこともあります。
実際に目で物を見る力は若いときより劣りますが、代わりに心で物事を見る力は研ぎ澄まされて来たような気がします。

 

小さな文字が見えにくくなった分は、えんきんに助けてもらうとして、人の思い遣りの温かさや言葉の嘘と真実を見分ける力、若いときの数倍見極める力のある、今の自分の心の目を褒めてやりたいと思いました。

ファンケルのえんきん



小さな文字,見えにくい